秋篠宮妃紀子さまはきょう午後、総裁を務める「結核予防会」の婦人団体が主催する講習会に出席し、能登半島地震の被災者と交流されました。

1994年から「結核予防会」の総裁を務める紀子さまは、きょうの講習会で挨拶され、世界で年間およそ130万人が結核によって亡くなっていることに触れ、「日本が結核対策の経験を活かして、国際貢献をすることが求められている」と述べられました。

また、会場に能登半島地震の被災者がいることに触れ、お見舞いの言葉を述べられました。

「被災された方々が安心して暮らすことができるようになりますことを願っております」

また、紀子さまは被災者との懇談を希望し、石川県かほく市の婦人団体の女性と交流されました。

女性によりますと、紀子さまから「大変でしたね。知り合いの方もたくさんいらっしゃるでしょう」と声をかけられ、女性が思わず涙ぐむと、紀子さまは女性の背中に手を添えて、「みなさん大変ですけど頑張ってくださいね」と励まされたということです。