ヤクルトの内山壮真捕手(21)が6日、この日から臨時コーチとして参加している古田敦也氏(58)の直接指導を受け「バッティングも守備もしっかりご指導していただいたので、まだ初日ですけどいろいろ吸収できた」と充実の一日を過ごした。
午後からサブグラウンドに移動し行われた特守(特別守備練習)では、スローイングや捕手前でバウンドするボールの処理など指導を受けた。古田臨時コーチから「体は強い!あとは心!」と檄を飛ばされた内山は、特守後に3年連続となる恒例の階段ダッシュを行った。ヘトヘトになりながらも計4本の階段ダッシュで、最後にはカメラに向かって「石川県に勇気と希望を!頑張ります!」と能登半島地震の被災地である石川・星稜高出身の男がこぶしを突き上げた。
ヤクルトの捕手では昨シーズン、WBCにも選出された中村悠平(33)が104試合と一番多く、外野手としても出場している内山は捕手として35試合の出場に留まっていた。「僕自身も昨シーズン、キャッチャーで配球であったり悔しい経験がすごく多かったので、そういったところをしっかり聞きたい」と意気込んだ。














