ミャンマー東部で5日、避難民の子どもたちが通う学校などが軍による空爆を受け、子どもを含めた5人が死亡、22人が負傷しました。

現地メディアによりますと、ミャンマー東部カヤ州で5日、ミャンマー軍の戦闘機などが地元の学校に爆弾を落としたり、機関銃を発射するなどの攻撃を行いました。

この学校には、ミャンマー軍と抵抗勢力との戦闘から逃れた避難民の子どもたちが通っていて、10代前半の子ども4人が死亡、幼児を含む15人が重傷を負ったということです。

また、地元の人権団体は、カヤ州の別の村でも学校や教会が軍に空爆されるなどし、少なくとも男性1人が死亡、7人が負傷したとしています。

2021年の軍事クーデターから3年が経ったミャンマーでは、少数民族や民主派の武装勢力が各地で軍への攻勢を強めていて、劣勢に立つ軍は、反撃として空爆攻撃を繰り返しています。