12球団で最も遅いキャンプインとなった西武が5日、キャンプ地の宮崎に入った。
松井稼頭央監督(48)ら首脳陣に続き、キャンプテンの源田壮亮(30)、ソフトバンクに移籍した山川穂高の人的保障で入団した新戦力・甲斐野央(27)らがスーツに身を包み、宮崎空港で待つファンの前に姿を見せた。

歓迎セレモニーで花束を受け取った松井監督は「今年のスローガン『やる獅かない』イコール優勝するしかない。強い気持ちを持って戦っていきたい」と意気込んだ。

空港を後にした西武ナインは、松井監督、源田を始め、今年から選手会長を務める外崎修汰(31)ら選手数人が日南市内の榎原神社で無事息災を祈願した。

キャプテン就任4年目の源田は「空港を出て外がすごく暖かかったのでテンションがあがった」と笑顔。今キャンプは「個々の力を高めていくのはもちろんですが、チームとして一体感をもっていい時間にできれば」と話した。昨季リーグ5位に終わったチームは5年ぶりのリーグ優勝へ、6日から南郷でキャンプがスタートする。