西日本のSA・PAで「一番おいしいグルメ」を決める決定戦の中国地区大会が、今週行われました。
予選を勝ち抜き出場したのはこちら【画像①】にある、岡山・広島・山口の8店舗です。「牡蠣」や「豚」など、自慢の県産品を使った商品が並ぶ中、果たしてどの店舗が「一番」に輝いたのでしょうか?

「SAなどで各地の特産品に触れてほしい」と開催されている、「西イチグルメ決定戦」です。

今回は「地域の魅力を味わえる丼」をテーマに、各SA・PAが考案した商品から西日本イチを決めます。
今週火曜日、東広島市で行われた中国地区大会。広島・山口・岡山から予選を勝ち抜いた8店舗が出場し、調理とプレゼンテーションの審査に臨みました。

(岡山・真庭PAの担当者)
「プレッシャーが…ちょっと緊張感がやばいですね、今」
(岡山・勝央SAの担当者)
「みなさんと競い合うことがないので、一生懸命頑張ってます」
ーやはり目指すは?
(岡山・吉備SAの担当者)
「グランプリしかないですね」

そんな料理人が作る「丼ぶり」がこちら。
吉備SAからは、【画像②】の奈義町の奈義ビーフにわさびが効いた特製ソースを絡めた「岡山まるごとギュー丼」です。

(杉澤眞優キャスター リポート)
「いただきます。奈義ビーフの甘みと、黄ニラの旨味が、しっかり引き立っています。まさに岡山の旨味がギュギュっとつまった丼ぶりです」

勝央SAからは【画像③】のブランド豚「備豚(びぃとん)」のロース・ヒレ・ソーセージの3種類がトントントンと乗った「さんびきのこぶた丼」。

そして真庭PAからは【画像④】の割り下で炊いた牛バラ肉と野菜を豪快に乗せた一杯、「まにわ自慢の牛丼」です。畜産が盛んな真庭地域をPRしています。

和食の料理人や、食のプロデューサーらが審査した結果、グランプリに輝いたのは…山口県の長州黒かしわなどを使った麻婆丼(【画像⑤】)。

そして準グランプリには、吉備SAの「ギュー丼」が選ばれました。
(西日本高速道路サービス・ホールディングス・東嶋彰一審査員長)
「SA、PAに足を運んでいただいて、また地域の観光にも足を運んでいただければと思います」

グランプリ・準グランプリの店は、3月に大阪で行われる本選に出場する予定です。考案された商品は、3月末まで各SAで食べることができます。
ちなみに「まにわ自慢の牛丼」は、審査員特別賞を受賞しました。
