能登半島地震で集団避難した中学生を支援するため、福島県内の教職員が石川県へ派遣されました。
派遣されたのは、県内の教職員16人で、県庁で行われた出発式では、大沼博文教育長が「生徒たちの心と健康を守り、安心して学べるよう全力を尽くしてほしい」と激励しました。
能登半島地震で石川県では、輪島市など被害が大きかった3つの自治体の中学生およそ400人が、白山市や金沢市に集団避難しています。生徒たちは親元を離れて避難生活を送っているため24時間体制での対応が必要となり、現地では教職員の人手不足が課題となっています。
今回の派遣は、石川県の要請を受けて行ったもので、派遣される16人は、避難先の施設で授業を行うほか、夜間の見守りを行うということです。
県教育庁義務教育課・室井聡指導主事「環境の変化に不安を感じているところもあると思います。東日本大震災での経験なども踏まえながら、子どもたちの声をしっかり聞いて寄り添いながら、子どもたちのサポートをしていきたいという風に思っています」
派遣された教職員は、3日から3月15日まで支援にあたるということです。














