岡山市が建設を目指しているものの、費用負担をめぐって岡山県との溝が広まっている「新アリーナ」についてです。岡山商工会議所の松田久会頭は、「建設が実現するまで自治体へ要望を続けていく」姿勢を示しました。

きょう(2日)の定例会見で、松田会頭が述べたものです。

岡山市が建設を目指している新アリーナをめぐっては、市が岡山県に対して費用の一部負担を求めていますが、岡山県は「市からの県全体への効果の説明が不十分」などと費用の負担は考えていないとしています。

松田会頭は、「経済界も費用の一部を負担する考えがある」とした上で、新アリーナの実現を改めて強く求めました。

(岡山商工会議所 松田久会頭)
「予算の関係でいつになるか、これは行政なわけですけれども、私どもは新アリーナができるまで『やってください』とお願いするつもり」

岡山商工会議所によりますと、実現を求め現時点で7万を超える署名が集まっており、来週岡山市に報告をするということです。