岩手中央タクシーの従業員が全員解雇されたことを受けて、岩手県盛岡市の内舘茂市長は2日、盛岡地区タクシー協会に再就職を支援するよう協力を要請しました。

内舘市長は2日、盛岡公共職業安定所の長内勝徳所長とともに盛岡市菜園の盛岡地区タクシー協会を訪れました。岩手中央タクシーは1月31日に事業を停止し、1日に破産の手続きを開始していて、従業員86人は全員解雇されています。これを受けて、内舘市長と長内所長は、盛岡地区タクシー協会の大野尚彦理事長に再就職の支援を求めた要請書を手渡しました。盛岡地区タクシー協会では加盟するタクシー会社16社で解雇された全ての従業員の受け入れが可能だということで、合同説明会の開催に向けて準備を進めています。