「節分は2月3日」…何とこれは当たり前ではなかった
「鬼は~外、福は~うち」
【画像①】のように、あす2月3日(土)は各ご家庭に「一日限定・鬼」が現れることでしょう。

そう、節分の豆まき(最近は恵方巻きもおなじみ)は「2月3日」の年中行事としておなじみですが、来年(2025年)は「2月2日」になります。
正式には、秋の官報で発表されるまでは「計算上」になりますが。。。そもそも節分が年によって変わるの?
それもそのはず、節分は二十四節気の「立春」の前日なので、立春が変われば節分も変わる…そう、毎年「春分の日」や「秋分の日」の祝日が変わるのと同じことなのです。

36年に渡って「2月3日」だった偶然
そもそも二十四節気は、太陽をまわる地球が、軌道上の決まった位置を通過する瞬間を含む日で決まります。ところがうるう年が必要なように、その瞬間の時間は毎年少しずつずれています。
立春の時間も、毎年少しずつずれて「うるう年」で戻り、を繰り返していましたが、偶然にも1985年から2020年までの36年間は、立春の瞬間が2月4日に収まっていたのです。