プロ野球読売巨人軍の元投手で、現在は、長崎県佐世保市の九州文化学園野球部監督を務める香田さんの活躍を振り返る展示会が地元、長崎県東彼杵町で始まりました。

長崎県民を熱狂させた佐世保工業高校時代。

読売巨人軍で活躍しおととし、九州文化学園野球部監督に就任した香田勲男さん。グローブやユニフォームなど180点の品々が活躍を伝えます。

香田さんの出身地、長崎県東彼杵町で1日から始まった香田勲男展。
初日は香田さんも出席してテープカットが行われました。

香田勲男さん:
「皆さんに是非見てもらって、香田勲男がどんな人間だったのか、どんなことをしてきたのかというところを感じてもらえたらなと」

香田さんは佐世保工業高校で甲子園に3回出場。

ドラフト2位で巨人に入団し、緩急を駆使した投球で頭角をあらわします。近鉄と戦った1989年の日本シリーズでは巨人の逆転日本一に貢献し、優秀選手賞を受賞しました。

香田勲男さん:
「この写真は初勝利ですね。こっちは(キャッチャーの)山倉さんです」



会場に並ぶ180点にも及ぶ品々──そのほとんどは、なんと香田さん本人とご家族が長年、家で保管していたものです。

記者:「物持ちがよろしい方だなと…」

香田勲男さん:
「こういった展覧会をしていただいて、それを見に来た人たちが喜んでもらえたら、子供たちが見てプロ野球選手になりたいという子が増えてくれたらという思いですかね」

平成・昭和の野球ファンの気持ちをくすぐる展示会。香田勲男展は1日から来月10日まで長崎県東彼杵町の歴史民俗資料館で開催されています。