また、別の小学校でも…

小学校の校長
「やはり、児童が主体だと思い、運動委員会に使い方やルールを決めてもらうことにしました。生徒数が多い小学校なので、「どうすればみんなでグローブを使えるか」考えた結果、「当面は体育の授業で使用する」という結論を委員会で導き出し、それを校内放送で発表しました」

一方、使い方が定まらず、児童がなかなかグローブに触れられない小学校もあるようです。1月25日、この小学校の児童に話を聞くと…

小学3年生
「冬休み明けにグローブが届いたんですが、まだ校長室前の廊下に透明なケースに入れて展示してある状態です。届いた日からケースに入っていて、まだ触ったり使ったりできていないので、使っても良いなら使ってみたいです」

児童の保護者は…

保護者
「うちの子どもはまだ3年生ですが、6年生は卒業まであと2か月ですし、早くグローブを使わせてあげたいという気持ちはあります。なかなか難しいですね」

早く、しかしきちんと使いたいという「大谷グローブ」。
6年生にとっては残り少ない小学校生活で、早く使いたいと焦る気持ちもあるのかもしれません。