福島県南相馬市で、日本初の種類のオウムガイの化石が発見され、1日から会津若松市と南相馬市で展示されています。

福島県立博物館・猪瀬弘瑛主任学芸員「こちらが今回発見されたシュードノーチラスになります」

このうち、会津若松市の県立博物館で展示されたのは、今からおよそ1億5000万年前のオウムガイ「シュードノーチラス」の化石です。

おととし、東北大学の学生が南相馬市で発見したもので、国内で発見されるのは今回が初めてです。一番の特徴はその大きさで、直径31センチ。国内で発見された中生代の平均的なオウムガイと比べて、3倍以上の大きさです。

子連れの母親「これだけ綺麗に出せるのはすごいと思う。初めて見られてよかったね」

猪瀬学芸員「こんな生き物が昔いたんだということを、ぜひ実際のものを見て感じ取ってもらいたい」

日本初の種類のオウムガイの化石は、県立博物館と南相馬市博物館で展示されています。