五穀豊穣と地域の繁栄を祈願する、石垣市平得の伝統行事「種子取祭」が今月28日に行われました。

石垣市平得の種子取祭は早朝から集落近くの海岸にあるウタキ「多田御嶽」で行われ、五穀のタネを供え、神に仕える女性たちが今年1年の豊作を祈願しました。
このあと、祭りは集落内にある大阿母御嶽に場所を移し、旗頭や五穀のタネを奉納したり、婦人会などが伝統芸能を披露したほか小学生によるマーチングバンドなども披露されました。
そしてこの祭り最後の見どころは、伝統の奉納競馬「カタバル馬」。

観衆の前を馬が颯爽と駆け抜けて祭りを盛り上げると、大きな拍手が送られていました。