岡山市が建設を目指している新アリーナについて大森市長は岡山県から費用負担への理解が得られておらず新年度の当初予算に関連予算を盛り込む目途が立っていないとの認識を示しました。

(大森雅夫 岡山市長)「率直に言うと残念であります」

岡山市が北区野田に建設を目指している新アリーナを巡っては、市が岡山県に費用の一部負担を求めていて岡山市は県の回答を踏まえながら、今月中に建設に絡む新年度の当初予算の方針を決めたいとしていました。

しかし、県側は費用負担の法的根拠はなくアリーナの経済効果も十分に検討できていないとの態度を変えておらず当初予算に関連事業を盛り込むことは難しい情勢です。

(大森雅夫 岡山市長)「最終的には予算を出すかどうかは私が判断しなければならないと思います。最後の最後の判断というのはみなさんのコンセンサスも必要になってくる」

新年度の当初予算案は2月下旬にまとめる見込みで大森市長は関係機関との話し合いを進めたいとしています。