先月(12月)の熊本県内の有効求人倍率は、10か月ぶりに上昇し、全国平均に並びました。
熊本労働局が発表した先月の県内の有効求人倍率は1.27倍で、前の月から0.01ポイント上昇し、全国平均に並びました。

県内では企業の求人数が職を求める人の数を上回る状況が続いていて、熊本労働局は、物価高騰などが雇用に与える影響を引き続き注視するとしています。
また、産業別では、半導体関連の製造業で前の年の同じ月と比べた新規求人数が、11か月ぶりに上昇に転じました。

熊本労働局は、上昇の理由として昨年度から続いていた半導体関連の減産傾向が落ち着いたとの見方を示し、事業所によっては新工場の稼働で今後更に求人を増やす可能性があるとしています。













