被災地派遣の経験を生かそうと災害派遣医療チーム=DMATが岡山大学病院で活動報告会を行いました。

報告を行ったのは1月16日から被災地に派遣された岡山大学病院の医師や看護師ら7人です。7人は石川県能登町で福祉施設などを巡回し、急病人などの搬送準備を整えたほか町内の総合病院で救急患者の診療支援などにあたりました。

南海トラフを見据え活動を今後に生かそうと、病院で防災対策にあたる職員らと被災地での経験を共有しました。

(岡山大学病院高度救命救急センター 小崎吉訓医師)「我々医療者の経験やスキルや心持ち、そういったものを実際に被災したときにスムーズに態勢を整えることに生かせるのではないかと」

岡山大学病院は来月(2月)11日にも医師ら2人を石川県珠洲市に派遣する予定です。