生前、更生保護施設や少年院などを慰問する活動を続けてきた歌手の谷村新司さんについて、法務省は“名誉フラッグアーティスト”とすることを決めました。
去年10月8日に74歳で亡くなった歌手の谷村新司さんは、音楽活動の傍ら、法務省が主唱する「社会を明るくする運動」の“フラッグアーティスト”として、2010年から更生保護施設や少年院、子ども食堂などを慰問したり、法務省が主催するイベントに参加したりしてきました。
こうした長年の取り組みを称えようと、法務省できょう開かれた「社会を明るくする運動」中央推進委員会で、谷村さんを“名誉フラッグアーティスト”とすることが決まりました。
谷村さんは、2019年に訪れた八王子市の更生保護施設で元受刑者の女性たちと指輪作りに取り組んでいて、その際に作った指輪を身につけて自身のライブに臨むなどしていました。
谷村さんの取り組みについて、法務省保護局の押切久遠局長はJNNの取材に「犯罪や非行から立ち直ろうとする人たちだけでなく、彼ら彼女らを支える更生保護ボランティアの方々にもエールを送り続けてくれた心強い応援団だった」と話しています。
注目の記事
【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【前編】

【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見「どちらからホテルに誘うことが多かった?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)【後編】

「道が分からんのよ…」午前3時、車道の真ん中に93歳の男性 携帯には大量の不在着信 25歳の女性がとっさに取った行動は 広島


「どれだけ泣き叫んでも、本人は二度と目を覚ましてくれない」24歳の息子を奪われた両親…受け入れられない現実【小樽飲酒運転事故から1年《第1部》】

「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】
