今年も、荒波が立つ冬の日本海に向けて新年の願いを大声で叫ぶコンテストが新潟県 佐渡市で行われました。参加者の心の叫びとは?

コンテストの舞台は、日本海。
佐渡市の「願」という名の地区でこの時季行われる恒例イベントです。
「第16回冬の日本海に新年の願いを叫ぶin願はじめます!」

冷たい風が吹き付ける中、島内外から14人が参加しました。
【参加者は】「三度の飯より佐渡が好きー!佐渡金山の世界遺産登録を実現してみなさんと佐渡を輝かせるぞー!」

【参加者は】「佐渡に帰ってきて1年半とっても楽しい時間を過ごしています。ただ、友達が居ないので飲み友達が欲しいぞー!」

【参加者】「佐渡の海はでっかいぞー!無限回集落の歌を歌って紅白に出るぞー!」

今年は、家族や友人への思いを叫ぶ人も…
【参加者は】「おとうさーん!聞こえますかー!結婚して50年になりました!これからあとそんなに長くはないでしょうけれども、二人で寄り添い合い支え合って一歩一歩進んでいきましょー!」

【参加者は】「俺は、約10年間仕事もせずに家に引きこもってきたー!ただ、去年、それが変わった!友達が佐渡に帰ってきて色んなイベントや外に誘ってくれた。ありがとー!」

【参加者は】「まゆみー!受験頑張ってね!立派なお医者さんになって佐渡で働いてください!ばあちゃんもそれまで長生きしまーす!」

寒さに負けない大声が地元を盛り上げます。
【見に来た人は】「最高!楽しいです毎年来ている!」
今年の優勝者は…
飛び入りで参加した佐渡市 内海府小学校4年生 佐藤太斐さんでした。

【佐藤太斐さん】「きょうだいがほしーい!きょうだいがほしーい!きょうだいがほし~い!」

佐藤さん、「きょうだいが欲しい!」と10回叫びました。
Q弟と?妹?
【佐藤太斐さん】「弟です。一緒に遊びたいです」
優勝した佐藤さんには、海産物などが贈られました。