プロ野球・DeNAが29日、横浜港から出航するクルージング船“マリーンルージュ”で、今季のチームスローガンと新ビジターユニフォームを発表した。2024年は「横浜進化」をスローガンに、26年ぶりのリーグ優勝を目指す。
チームを指揮して4年目になる三浦大輔監督(50)は「(2021年に)監督になってからチームとして成長してきてますけど目標に届かなかった。今までやってきたことは間違いではないけれども、目標にのぼりつめるためにはもっともっと進化していかなければ。進化した先におれたちの目標があるという思いを込めて、横浜進化というスローガンにしました」。就任以来、チームは2021年6位、2022年2位、2023年3位と優勝に届いておらず、26年ぶりの悲願へスローガン決定の思いを話した。
またチームは、4年ぶりにビジターユニフォームのデザインを一新。「ベイスターズの伝統を継承するストライプ」に横浜を象徴する「海」とファンからの「声援」を意味する「波形」を組み合わせたもので、「新しいビジターユニフォームを象徴するモチーフとして使用」した。
昨季16勝を挙げ最多勝、最多勝率の東克樹(28)は女房役の山本祐大(25)のユニフォーム姿を見て「今シーズンは打率3割くらい残してくれそうな雰囲気をかもしだしてると思います」。それに山本は「東さんもスタイルがすごくいいのですごく似合ってますし、ビジターでも勝ってくれると思う。このユニフォームでしっかり勝利を届けられると思うのでそこも見ていただけければ」と返し、会場を笑わせた。
新キャプテンに就任した牧秀悟(25)が「いろんな種類があったんですけどパット見で一目惚れで」選んだという「C」マークもお披露目。「自分が入団してから3年間すごく悔しい思いをしてるので、もう負けたくないなっていう気持ちが強い。個人よりもチームのことを優先して今年は優勝目指して頑張っていきたい」と決意を新たにした。
東は「(カブスに入団した)今永(昇太)さんが抜けて、ベイスターズの投手陣が弱くなると言われないようにチームの柱としてしっかりローテーションを守り、チームの優勝に貢献できるように頑張っていきたいと思っています」。
山本も「全国のベイスターズファンの皆さんに優勝を届けられるように。勝利に直結するポジションなので勝ちを貪欲に取りに行きたい」と意気込んだ。














