能登半島地震で被害を受けた石川県能登町に岩手県盛岡市から職員2人が派遣されることになり、29日に出発式が行われました。

派遣されるのは盛岡市資産税課の佐藤遼勇主任と渕元平佑主事です。29日は市役所で出発式が行われ内舘茂市長が「これまで培った行政経験を生かして頑張ってもらいたい」と激励しました。2人は岩手県が支援を担当する能登町で罹災証明の発行に必要な家屋の被害認定の調査にあたります。また、陸前高田市出身で東日本大震災を経験した渕元さんは「不安な気持ちを少しでも晴らせるよう最善を尽くして頑張っていきたい」と語りました。佐藤さんは30日から来月6日まで、渕元さんは来月19日から26日までそれぞれ1週間派遣されます。