これまでより避難半径を小さくできる新たな方法を採用した不発弾処理が、宜野湾市で行われました。

処理されたのは宜野湾市の海浜公園で見つかったアメリカ製5インチ艦砲弾1発で、掘った壕の中で処理する従来の方法ではなく、「耐爆容器」を使用した新方式で行われました。

全長1メートルの「耐爆容器」では、振動や音を抑えた処理が可能で、万が一誤爆した場合でも容器が壊れない安全性が確認されているということです。

処理の際の避難半径が従来の3分の1に抑えられるほか、処理期間は半分ほどに短くなります。

この新たな処理方法はことし4月にも、本格運用が初まる見通しです。