■大相撲初場所・14日目(27日・両国国技館)
大関取りを目指す関脇・琴ノ若(26)が、綱取りを目指す大関・霧島(27)を下し、12勝2敗で首位をキープ。初優勝と大関取りへ大きく前進した。横綱・照ノ富士(32)は不戦勝で2敗のまま、優勝争いトップは、琴ノ若と照ノ富士が2敗で並び千秋楽を迎える。
立ち合い、2度早くつっかけた琴ノ若。仕切り直しの3度目でたつと、霧島にのど輪で押される。これをこらえて外し逆に押し返し、左にいなすと、体勢を崩した大関の右上手をがっちりつかみ、そのままひきつけて寄り切った。
3敗の大関・豊昇龍(24)が、右ひざのけがのため14日目から休場することになり、横綱・照ノ富士(32)は不戦勝で12勝2敗となり、優勝争いは、琴ノ若と照ノ富士の2人がトップで並んだ。
【14日目終了時点】
■2敗)照ノ富士、琴ノ若
■3敗)霧島