あの「人魚のミイラ」も見ることができます。岡山に古くから伝わる“動物にまつわる妖怪”を紹介する特別展「倉敷動物妖怪展」が、あす(16日)から倉敷市で開かれます。



(倉敷市立自然史博物館 江田伸司 学芸員)
「妖怪には『怖い妖怪』も『何のために何をしているのかなと不思議な妖怪』も」



特別展ではオニやテングのほか、岡山に伝わる「スネコスリ」など約20の妖怪が、図や資料などで紹介されています。


人の顔に牛の体をした妖怪「くだん」は、「生まれてすぐに予言を行い、その後間もなく死んでしまう」と伝えられています。

また、浅口市の寺が所蔵する「人魚のミイラ」も展示され、大学などによる分析でこれまでに分かったことが紹介されています。

(倉敷市立自然史博物館 江田伸司 学芸員)
「昔の人が、妖怪をどういう風にとらえていたのかをぜひご覧になっていただきたい」


8月6日には、妖怪に詳しい博物学者・作家の荒俣宏さんの講演会も行われます。「倉敷動物妖怪展」は、あすから9月25日まで倉敷市立自然史博物館で開かれます。