岡山映像ライブラリーセンターに眠る秘蔵映像をお届けするニュースプレイバック。今回は1964年に開催された東京五輪の聖火が、香川県から岡山県に海を渡って届けられた日の映像です。

1964年9月21日。聖火を乗せた船が高松港を出発。

その聖火を一目見ようと多くの船が並走しました。

さらに直島では山の斜面に人だかりが…。

たくさんの人に見守られながら聖火は宇野港に上陸です。

ここから、岡山県を走る聖火リレーがスタート。ランナーの手によって国道30号を北上し、岡山市へ運ばれます。

沿道からは子どもたちがランナーに声援を送りました。

そして、午後3時25分、聖火は岡山県庁に到着。

約44キロを駆け抜けた聖火は戦後の厳しい時代を乗り越えた人々を明るく照らす「希望の火」となったのではないでしょうか。