沖縄県は1月25日にインフルエンザ警報を発表しました。去年10月に引き続き、今年度2度目の警報となります。

県によりますと今月15日から21日まで間に、県内54か所の定点医療機関で確認されたインフルエンザ患者は1746人・定点当たり32.33人となり、警報発表の基準となる1医療機関あたり30人を超えました。

去年10月も警報を発表していて、今年度2度目の警報となります。

県内で確認された患者のうち、12月まではインフルエンザA型が多くを占めていましたが、今年に入り、B型の感染が急増しています。今シーズン、A型に感染した人も再度B型に感染する可能性があるため、注意が必要です。

インフルエンザの流行により、学年閉鎖や学級閉鎖の措置も取られています。先週は2つの小学校と3つの中学校で学年閉鎖。18の小学校と9つの中学校、4つの高校で学級閉鎖となっています。

県は県民に対し、食事の前や帰宅後には必ず手洗いをすることや、マスクの着用、インフルエンザの予防接種を受けるよう呼びかけています。