思わぬ漏水事故は終息したものの、少雨傾向が長引いていることによるダムの貯水率低下は続いています。県内では節水を意識したグッズなどの販売も目立つようになっています。
屋良キャスター
「こちらのホームセンターでは、急ぎで、節水対策のコーナーを設けて準備を進めています」

この店舗では1月24日から、徐々に低下するダムの貯水率を店内に掲示し始めました。節水に役立つグッズをまとめたコーナーも設置しています。
メイクマン豊見城店 金城佑治主任
「今沖縄県自体が、渇水の状態、ダムの貯水率も減っているなかで、お客様に節水の対策を促す部分で売り場を早急に作っています」
このコーナーには、急いで入荷したというこんな商品も。
担当スタッフ
「油で汚れた食器などを水を使わずに吹き付けて、拭き取るだけで、油汚れがとれるので」

水を使わずに食器を洗うことができるアウトドア用品ですが、節水に役立つため、来月半ばの入荷予定を前倒しして、店頭に並べています。
このほか、水を貯める容器も堅調に売れ、まとめ買いする人もいるということです。
担当スタッフ
「水缶のまとめ買いがあったり、お客様自身で節水の意識を感じられている方はいらっしゃるのかなと思う」

県内の25日午前0時の貯水率は55.7%と平年を大きく下回っています。少雨傾向はしばらく続き、水不足は徐々に厳しさを増すとみられます。