仙台市に本社を置く金融持株会社のフィデアホールディングスは25日、傘下の北都銀行(秋田市)と荘内銀行(山形県鶴岡市)の合併を目指し、具体的な検討を始めると発表しました。

フィデアホールディングスは「営業地盤とする山形県、秋田県は高齢化の進展に伴う生産年齢人口の減少、事業所数の減少など構造的な課題を抱えている」と背景にふれ、「もう一歩踏み込んだ統合シナジーの発揮が必要で、経営統合の最終段階として両行の合併に向けた検討を進める」としています。

合併の期日は2026年度中を目指すとしていて、そのための準備委員会などを設置することにしています。