インパクト抜群の大きな交通看板があると、SNSでジワジワ話題になっているとのことで、調べてきました。

やってきたのは熊本県山都町。宮崎県へ続く国道218号沿いに、その看板はあるそうです。

「抱っこより チャイルドシートが 母の愛」

「乗っちゃだめ 迎えに行くわ お父さん」

実は山都町には交通安全を呼びかける看板がいくつもあるんです。

なかでもインパクト抜群のものが…。

「どけいくな そぎゃん急がんちゃ 着くどたい」
(どこいくの そんなに急がなくても 着くでしょ?)

こてこての「熊本弁」で、スピードを落とすよう促す「名フレーズ」。

いったい誰が考えたのでしょうか?

管理する「安全運転管理者等協議会」に話を聞きました。

山都地区 安全運転管理者等協議会「山都町で『協議会に加盟する企業』に標語を募集して看板にしたと聞いている」

ちなみにこの看板を設置した時期は不明とのことでして、この名フレーズに地元の人はどう思っているのでしょうか。

飲食店経営「すばらしいです!そのものです。運転手さんがウチの店の前に車を止めて、看板の写真を撮っていく人がとても多い」

人々の心に響くフレーズ。

地元では、大きな看板と共に交通安全を願っています。

地元の人「看板をみてどう思うかはわかりませんが、ブレーキを踏んでくれたらうれしいです」