認証不正問題により国内全ての工場で生産を停止しているダイハツ工業は、国内4工場のうち、京都工場を除く3工場の生産停止を来月16日まで延長すると発表しました。

ダイハツ工業によりますと、国内にある4つの工場のうち、▼大阪にある本社工場と、▼滋賀工場、▼子会社「ダイハツ九州」の大分工場について、生産の停止を来月16日まで延長するということです。

京都工場については、国土交通省が安全性の基準に適合しているとして出荷の停止指示を解除した、トヨタ自動車ブランドの「プロボックス」と、マツダブランドの「ファミリアバン」という商用車2車種の生産の再開を検討しているということです。

生産再開についてダイハツは、「顧客の声や仕入先の準備状況などを踏まえ、総合的に判断する」としています。