自民党新潟県連の要請を受けた原子力規制庁の担当者が23日に、東京電力・柏崎刈羽原子力発電所に対する『運転禁止命令の解除』について、県連の幹部に説明をしました。
出席した議員によりますと原子力規制庁は、「経済性よりも安全性を優先する」など東電が示した『7つの約束』について、「約束が守られているか今後もしっかりチェックする」と述べ、議員からは東電の「適格性」についての質問が相次いだということです。

【自民党新潟県連 岩村良一幹事長】
「基準をクリアしたということと、信頼を回復したという話はまた別のものです。そういった状況にはなっていないのではないかという意見交換がありました」

自民党新潟県連 岩村良一幹事長

説明には納得できたかという記者からの問いに対して岩村良一幹事長は、「納得というよりも、『判断基準に基づいた検査をした』という説明を受けた」と話していました。