しかし、3月中旬から予定していた遊覧船の運航は見通せない状況となっています。

富山観光遊覧船 中村珠太専務:
「最悪の場合の話として、土手がやはり余震に耐えれないということで、危ないっていうことになると、遊覧船の運航は遠慮してほしいというような話もあってですね…」

遊覧船を運航する富山観光遊覧船の中村さんによりますと現在、松川を管理する県による調査が進められていて結果が出るのは2月中旬になるとみられています。

富山観光遊覧船 中村珠太専務:
「この石積み、横に石が綺麗に並んでたんですけど、これ全部こう動いて波打ってるんです」

石積みには亀裂が入りおよそ500メートルに渡り、がたがたに。遊歩道の石畳も至るところで浮き上がってしまい一部、通行止めとなっています。遊歩道では液状化とみられる現象も…。

中村専務:「液状化で吹き出た泥です。これ」
記者:「見たことありました?」
中村専務:「いやないですよ」「きめ細かいんですよ。これ本当に。なんですかね…川砂なんですかね