岩手県内で2023年に休業や廃業、あるいは解散した企業や個人事業主の数は331件で、3年ぶりに増加しました。

東京商工リサーチ盛岡支店によりますと、県内で去年1年間に休業や廃業、あるいは解散した企業や個人事業主の数は、前年の287件から44件増えて331件でした。
増加は3年ぶりです。
産業別に見ると飲食業や宿泊業などのサービス業が105件と最多で、次いで建設業が71件、小売業が54件となりました。
東京商工リサーチ盛岡支店はコロナ禍で実施された支援策で経営者が事業継続の判断を先送りしたものの、新型コロナの5類移行に伴って支援策が縮小したことで休業や廃業が加速したと見ています。