鹿児島で新たに事業を立ち上げようとする会社を資金面で支援しようと、新たな投資ファンドが設立されました。設立したのは、鹿児島出身者が社長を務める上場企業です。
今月1日から運用が始まったのは「かごしまスタートアップ支援ファンド」です。ふるさと納税サイトを運営する東京のIT関連企業チェンジとグループ会社のチェンジ鹿児島、投資ファンドで、京都のフューチャーベンチャーキャピタルが設立しました。
ファンドはチェンジからの資金3億円で運営され、自己資金が少ない起業家や、地域活性化につながる新事業に取り組む株式会社に1社1000万円から3000万円を投資します。
チェンジの創業者の1人、福留大士社長は日置市出身で、鹿児島に雇用を生み出すファンドにしたいと意気込みを語りました。
(チェンジ 福留大士社長)「鹿児島で生まれた子どもたちが、就職する先がいっぱいあって、自分がやりたいことが多様にあるという、その選択肢が広がるということが一番のゴールかなと思っている」
投資した企業には、チェンジ鹿児島が成長のための支援をします。これまでのところ、飲食関係の企業からの相談が多いということです。
(運営するチェンジ鹿児島 中垣雄社長)「食をどうアピールしていくかというのが課題だというのを、飲食に関わる方が言っている。そこを得意にしているスタートアップの経営者もいて、まさにそういったところが融合できると投資対象として素晴らしいのかと思っている」
対象は鹿児島、宮崎、熊本に本社か事務所を置く株式会社で、相談から投資判断まで3か月程度かけて決定するということです。
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