寒空の下、21日に県内各地ではマラソン大会が開かれました。
日本陸連公認の市民マラソンとしては日本最南端となる石垣島マラソン大会。
ことしは石垣市出身の西武ライオンズ平良海馬投手がスターターを務めました。
大会はフルマラソンやハーフマラソンなど4種目に分かれて行われ、海外や全国全ての都道府県から3400人あまりが参加し、沿道の市民から声援を受けながらゴールを目指しました。
完走者
「海を見て、人の応援にニコニコして応えているうちに、いつの間にやら42キロが終わってしまった感じで」
「北海道から来て、雪の上しか走ってなかったんで、久しぶりに雪のない道を走れて大満足です」
一方、宮古島で行われたのは島をほぼ一周する宮古島100キロワイドーマラソン。100キロと50キロの2つの部門に500人あまりがエントリーしました。
まだ薄暗い早朝5時。ヘッドライトをつけたランナーたちが暗い足元を照らしながら日の出前のコースに駆け出していきます。
前日までの夏日から気温がグッと下がり、冷たい風と雨のなか、ランナーたちはゴールを目指しました。
ワイド―マラソン初出場者
「90キロからがきつかったです。のぼったあとには下りがある。その先にはゴールがあると思って頑張りました」
そして名護市では「名護チャレンジRUN2024」が開催され、名護市のシンボルひんぷんガジュマルをスタート・ゴールに20キロと10キロ、1・5キロの3つのコースに県内外から1027人が挑戦しました。
参加者たちは自然豊かなやんばる路をそれぞれのペースで駆け抜け、心地よい汗を流していました。
参加者
「2時間切れずちょっと悔しいけど十分楽しめたので満足です」
「折り返しで名護の市街地が見えた時はとてもうれしくて鳥肌が立ちました。ゴールしたのがとても気分最高です」
1月21日の県内は、各地で小雨の降る肌寒い天気となりましたが、参加者は寒空の下、爽やかな汗を流していました。