能登半島地震から22日で3週間、JR七尾線は金沢駅と七尾駅を結ぶ区間がつながりました。

JR七尾線では羽咋駅から七尾駅の区間で運休が続いていましたが、22日から普通列車は通常の本数通り、特急列車は上下線合わせて4本の運転が再開されました。

通学に七尾線を利用している高校生は、「交通手段が電車しかなかったので学校にやっと行けるのがとてもうれしい」
「やっと電車動くな。リモート授業は落ち着かなかったので、やっと対面授業が受けられるな」と、運転再開を喜びました。

普通列車は金沢駅から七尾駅まで全ての区間がつながりましたが、地震の被害が大きい一部の区間で徐行運転を行うため、七尾発の上り列車のほとんどで発車時刻を繰り上げます。
また、特急列車の七尾駅から和倉温泉駅までの区間、のと鉄道の七尾駅から能登中島駅までの区間は2月中旬の運転再開を目指して復旧作業を進めるということです。