八重山音楽の次世代を担う若手音楽家を支援するコンサートが、石垣市で開かれました。

このコンサートは、全国で災害支援活動を行っている団体などが企画したもので、八重山を代表する3人の音楽家が出演しました。

金城弘美さんが代表的な八重山民謡を唄ったのに続き、日出克さんは八重山民謡を大胆にアレンジした曲やヒット曲のミルクムナリを熱唱。

大工哲弘さんは祝いの席で最初に唄われる民謡などを披露し、観客を魅了しました。コンサートの入場料は、出演者3人が選んだ若手音楽家2人へ奨学金として贈られました。

シンガーソングライター 高良常精さん(28)
「より一層音楽に力を入れる一歩になると思っていますので、それに応えられるように頑張りたい」

竹富島の祭事で横笛を演奏 野原駆さん(20)
「島の伝統芸能の発展と継承を頑張っていきたい」

大工哲弘さん
「島の中で自分たちが生まれ育った環境を大事にしながら、八重山の音を発信してほしい」

最後に3人が作った曲「ぱにるむい」が披露され、八重山音楽の将来を担う若手にエールを贈っていました。