富山の県立高校の再編について、荻布佳子教育長が18日の自治体との意見交換会で基本方針を説明しました。

これによりますと、「1学年4学級未満または1学年160人未満」の学校を再編統合の対象とするとしていて該当するのは、全日制の県立高校34校のうち10校にのぼります。

これに対し市内に対象校を抱える射水市の夏野市長は。

射水市・夏野市長:「クラス数を決めてきたのは県教委であって、その中で今4学級未満の学校があるとするならば、そもそも最初からそこを高校再編の対象にしよう思ってやってきたんじゃないかと。そういった不信感も感じてしまうわけですよね」

「規模がうんぬんって話ではなくて、どういう高校教育をしていくのか、どういう風な未来を担っていく生徒さんたちを育んでいくのかということを第一に考えて、高校再編についてしかり検討を進めて頂ければと思います」