警察庁は去年12月29日から今年1月3日までの年末年始に、全国で山岳遭難が30件あったと明らかにしました。前の年の同じ時期と比べて10件減少しました。

32人が遭難していて、このうち6人が亡くなり、2人が行方不明のままです。

警察庁によりますと、この間、のべ182人の山岳警備隊員などが捜索救助活動にあたったということです。

警察庁は、▼登山の前には登山届の提出や最新の気象情報を確認するほか、▼携帯電話の予備バッテリーなどを準備して入山してほしいと注意を呼びかけています。