サッカーコート7面分の跡地活用は「白紙」

気になるのは、工場閉鎖後の跡地です。敷地は5万2000平方メートルと、サッカーコート7面分を超える広さがありますが、パナソニックコネクトによりますと、跡地の活用方法は全くの白紙だということです。

閉鎖の発表を受け、福島市の木幡市長は「雇用の確保に対応」し、跡地についても「活用できるよう努める」、福島商工会議所の渡邊博美会頭も、「市と連携しながらできる限り対応する」などとコメントしています。

現在、福島市では、JR福島駅東口の再開発や今年5月に閉店するイトーヨーカドーの跡地活用と、地域経済立て直しに向けた課題が山積みです。福島市を代表する工場の閉鎖は今後、地域経済に与える影響も大きいと言えます。