福島県須賀川市で高齢化率が最も高い長沼地区では、交通手段を確保しようと住民の希望に応じて運行する「オンデマンド交通」の試験的な取り組みが、19日から始まりました。

須賀川市長沼地区で運行が始まったのは、オンデマンド交通、その名も「ちょこすか」です。

須賀川市の中心部から西に10キロ以上離れた長沼地区は、65歳以上の割合がおよそ39パーセントと、市内で最も高齢化率が高い地域です。地区では、おととし地元の県立高校が閉校したことで一部のバス停が廃止されるなど、住民の移動手段の確保が課題となっていました。