ダイハツ工業が不正なデータを使って国の認証を取得していた問題で、国土交通省は5車種について安全性の基準に適合しているとして、出荷の停止指示を解除しました。

ダイハツの不正を受け、国土交通省は不正が確認された車種について、道路運送車両法に基づく基準に適合しているかを確認するまで、現在生産している車の出荷を停止するようダイハツ側に指示しています。

こうした中、国土交通省はきょうダイハツが生産しトヨタが販売する「プロボックス」や、ダイハツが生産し、マツダが販売する「ファミリアバン」など5車種が基準に適合していると確認できたとして、これらの車種について出荷の停止指示を解除しました。

国土交通省では不正が確認されている残りの40車種についても確認を進め、結果がわかったものから順次、公表するとしています。