岩手県の田野畑村18日、車検が切れた村のスクールバスを運行していたと発表しました。
車検切れの状態で運行されていたのは、田野畑村が村内の会社に運行を委託している14人乗りのバス1台です。
委託先の運転手が1月12日の運行業務の際に車検の有効期限が去年の11月29日で切れていることに気づきました。
バスは村民も利用できるスクールバスで、車検が切れた状態で計29日運行され、その間に利用した延べ355人のほとんどが小中学校の児童、生徒でした。
村は車検の実施を含む車両の管理の一切を委託先に任せていたということで、今後は運行日誌でも車検の有効期限を確認するなど、再発防止に努めるとしています。