アートと科学技術を融合させ社会問題を解決しようと、香川大学と東京芸術大学が連携事業に取り組むことになりました。

文科省などによる特色のある研究大学強化促進事業に、香川大と東京芸大の連携構想が採択されたものです。

香川大が進める海ゴミ問題の研究に東京芸大のアーティストが同行して地域に発信するなど科学技術とアートを融合。

離島の過疎化など瀬戸内エリアをモデルに、さまざまな問題の解決方法の確立を目指します。

(香川大学 上田夏生学長)「アートの観点からの発想とか、これまで思ってもいなかったような効果が出るというのは期待している」

(東京芸術大学 日比野克彦学長)「いろいろな課題に対してしっかりと対応できるような他の人間の生きる力を育むものになっていくのではないかと」

連携事業は5年の計画で行われますが、香川大学では3年で一定の成果を出したいとしています。