感染拡大で、自宅療養者が4000人を超える島根県。
県は、支援物資の配送が難しくなりつつあるとして県民に5日分の物資の備蓄の協力を呼びかけました。
この5日分の備蓄、どのくらい必要になるのでしょうか?

島根県 丸山達也知事
「自宅療養の患者さん、また濃厚接触者含めて生活支援物資を希望された場合にすぐにお届けすることが難しい状況になっております」

丸山知事は12日、生活支援物資の配送が難しくなりつつあるとして、自宅療養になった場合に備え、5日分程度の食料などを備蓄するよう県民に呼びかけました。

13日時点、県内の療養者は7137人で、これは島根県民の93人に1人という計算。
自宅療養者も4470人と、コロナの影響による自宅待機はもはや身近な出来事と言えそうです。


そこで、県のホームページや店の助言をもとに、5日分程度の食料などを松江市内のスーパーでそろえてみました。

三宅純人 記者
「このような日持ちする食品もいるということで入れていきます」

レトルトカレー、パスタなど日持ちする食料やトイレットペーパーなどを入れていくと…


集まったのは2カゴ分。広げるとかなりの量になりました。
気になるお値段は、9179円に。これまでは無料で配送されていただけに、手痛い出費という声も。

買い物客
「これくらいだったらなんとか5日くらいはくらせるかな?ちょっと足りないかな?」
「5日で9200円っていうのはちょっと高いですよね、でも非常事態にはしょうがないんじゃないですかね」

過去に類を見ない感染拡大。
自らの備えも必要となるなど、県民の負担も増していきそうです。