検察官を名乗る男から預貯金を集約するよう電話で指示された60代女性が1400万円をだまし取られたことがわかりました。

去年12月中旬頃、大分市内に住む60代女性の固定電話にNTTドコモと警察官を名乗る2人から「携帯電話が犯罪に利用されている」「事件に関わっていないか調べなければならない」と電話がかかりました。

後日、検察官を名乗る男から金融機関に口座を開設し、預貯金を集約するよう電話で指示されました。この女性は指示通り、口座を開設して預金したところ、3回に分けて別の口座に送金されたことがわかり、あわせて1400万円をだまし取られました。

警察によりますと、女性から個人情報を聞き出し、インターネットバンキングを利用できる状態にして1400万円を別の口座に送金したと見られています。