認知症の人が安心して外出できる街づくりを目指し、自動販売機を活用して見守る取り組みが進められています。

自動販売機を活用した見守りシステムは、認知症の人に500円玉大ほどの小さな発信タグを携帯してもらい、受信機が設置された自販機の近くに来ると位置情報が家族に通知される仕組みです。

宜野湾市ではすでに市内の自販機20台に受信機を取り付け、登録した8人がタグを携帯して運用を始めていて、このほど、受信機を市内全域のおよそ250台に増やすことを目指し、民間の事業者と連携することになりました。


関係者は、認知症の人の行方が分からなくなった際の捜索がより迅速になり、サポートしやすい街づくりにつながればと期待を寄せています。