大胆推理!出店のカギ握るのは静岡市長と「清水港」の関係?
コンパクトシティを標榜する静岡市は大型店の立地は「静岡駅」「東静岡駅」「清水駅」周辺に、としてます。しかし満山さんは「出店には清水港エリアが大きなカギになる」と推論しています。現在、コストコの物流拠点は千葉県市川・市原と兵庫県の三木市にあり、海外からの商品はコンテナ輸送されてくるそうです。
「今後、中部圏への出店展開を見据えると、コストコはコンテナ貨物を扱える国際港を備え、中部横断自動車道が開通している清水港エリアを新たな物流拠点として検討している可能性があると思います」と語り「何を隠そう難波静岡市長は、港の管理、利活用が仕事の国交省港湾局出身。地域経済の活性化を狙って、清水港を担当する中部地方整備局と協力し用地確保に動くことも考えられます」と大胆推理を披露してくれました。
大型商業施設の誘致は、地域経済に与えるインパクトが強く、長期間にわたります。満山さんは「起死回生策として大規模商業施設の立地を支援しその結果、都市全体の構造にさまざまな影響を及ぼしてしまったケースが散見されます」と誘致に先立って、行政の将来への正確な見通しが欠かせないと強調しました。














