6434人が亡くなった阪神・淡路大震災の発生からきょうで29年です。

29年前の1月17日、阪神・淡路大震災が発生し、6434人の命が奪われました。

追悼行事の会場には早朝から多くの人が訪れ、地震が起きた時刻の午前5時46分、黙とうが捧げられました。

阪神・淡路大震災で重傷を負った人
「全身にガラスの破片が刺さっていて、気付いたらどこかの病院の簡易ベッドにいて。もっと生きたかった人がいたのに自分が生き残って良かったのかなという。それを思い出して…」

毎年、追悼行事では灯篭で文字が描かれるのですが、今年の文字は「ともに」。元日に起きた能登半島地震で被災した人たちに寄り添いながら、災害の経験や教訓を若い世代とともに伝えていくという決意が込められています。