地震発生から2週間が過ぎ、世界遺産の南砺市の相倉合掌造り集落では一部の建物が被害を受け、観光客は激減しています。合掌造り集落の今を取材しました。
1月14日、富山県南砺市五箇山の世界遺産・相倉合掌造り集落です。毎年、この時期には一面、雪に覆われた幻想的な風景が広がります。

香港からの観光客:「穏やかでとても美しい」
オーストラリアからの観光客:「雄大で素晴らしい」


相倉合掌造り集落保存財団の中島仁司さん。
世界遺産相倉合掌造り集落保存財団
中島仁司さん:「いやぁすごいっすね。やっぱり雪降ったあとの快晴って、年でもなかなかないので」「今シーズンで一番いいとおもいます」


雪化粧するこの時期は、日本の原風景を楽しみたい外国人観光客や絶景を目当てに訪れるアマチュアカメラマンでにぎわうはずですが、この日は、閑散としていました。
世界遺産相倉合掌造り集落保存財団
中島仁司さん:「雪深い時期でも、週末、天気がよければ100台ぐらいは、見込めるところ」「震災以降半減っていう」「ちょっとさみしいですね」
