タイヤホイールの製造工場で、高さ5メートルの位置でプレス機の据え付け作業をしていた77歳の男性が、乗っていたバケット(かご)とプレス機のデッキ部分に挟まれ死亡しました。

死亡したのは、福岡県北九州市の会社員、森利夫さん(77)です。

高岡警察署によりますと、15日午前11時40分ごろ、富山県高岡市にある自動車用ホイールメーカー「BBSジャパン」の工場で、高所作業車のバケットと呼ばれる「かご」に乗って作業をしていた森さんが、高さ5メートルある鍛造プレス機のデッキ部分と、バケットの間に挟まれているのを近くにいた別の会社の従業員がみつけました。

森さんは病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。死因は外傷性窒息とみられています。

森さんは鍛造プレス機の据え付け作業の委託を受けていた関連会社の社員で、据え付けられたプレス機の塗装を一人でしていました。警察が詳しい事故原因を調べています。